【周南市】鹿野で創業59年の「周平堂」はお野菜を使った和洋菓子が新鮮! 嫌いな野菜も好きになる?!
2022年12月周南市鹿野にある「周平堂」へ行きました。
老舗の雰囲気が漂う外観。どんなお菓子と出会えるのでしょう。
扉を開くと、右側に洋菓子、左側に和菓子が並んでいました。
まずは洋菓子から、見させていただきます。
「ガトーマスカット(270円)」に「イチゴショート(280円)」。
「マロンショコラ(260円)」。
「ストロベリーファーム(260円)」。
定番のイチゴや栗などを使ったケーキは、シンプルなデコレーションですが、それがなんとも愛らしいです。
「たぬきケーキ(300円)」
ロールケーキにニコニコ顔のたぬき。
頭にはちょこんと葉っぱが載っていて、可愛すぎませんか?
そして、「周平堂」さんのケーキでびっくりするのはお野菜が使われているところ!
「モンブラン(300円)」は、上のモンブランがかぼちゃで出来ているそうです。
そして「ガトートマト(260円)」は、名前から想像する通りトマトを使ったケーキです。
「びっくりグミのムース(260円)」は、なんだと思いますか?
お庭で育てている方もいらっしゃるかも? グミの実を使ったケーキです。
「周平堂」さんでたくさん実ったグミの実をジャムにし、さくらんぼのリキュールを加えて仕上げられているそうですよ。
「ナスとチーズのムース(260円)」。
こちらも名前の通り、ナスを使ったケーキです。洋梨のリキュールが入っているそうです。
こちらはメディアでも取り上げられた知る人ぞ知るケーキかもしれません。
そして、和菓子。
和菓子にも、お野菜を使ったものがありました。
黄色いお饅頭は、白あんにかぼちゃを加えたもの。
ピンク色の方は、白あんにドライトマトを加えたものが入っており、皮にもトマトが練り込んであるそうです。
そしてカステラやスイートポテト。
カステラはお菓子の大会で(すみません…、詳しく分かりません)賞を受賞されたそうですよ。
その他にも、箱に入ったお菓子がたくさん。
「鹿野音頭」には、おみくじ発祥の地・鹿野にちなんでか開運みくじが入っています。ユニークですね。
とても個性があるお菓子が並ぶ「周平堂」さん。
どれを購入するか迷いましたが、洋菓子・和菓子を各2点、計4点を購入しました。
筆者が購入したのは「ナスとチーズのムース(260円)」、「ゴロッとさつまいも(260円)」、「カステラ(160円)」、「スイートポテト(150円)」。
まずは「ナスとチーズのムース(260円)」から頂きます。
見た目では色以外でナスを連想しませんが、味はどうでしょう?
半分にカットすると、中にナスらしきものが!
ドキドキしながら食べると、美味しい! チーズの部分はムースのような感じになっていてなめらか。
上の部分にはナスがいっぱい。甘いコンポートのようになっています。
食感が楽しくて、ナスが嫌いな子どもも気が付かずに「美味しい!」と食べていました。
次は「ゴロッとさつまいも(260円)」。
お芋がたっぷり載っています。
半分にカットすると、3層に分かれていました。
食べてみると、上の層はさつま芋がたっぷり。両サイドはチョコレートです。
真ん中はココア風味の生地。下はプレーンなスポンジです。
お芋の素朴な味とチョコレート。
ほかのケーキ屋さんではあまり見かけない珍しい組み合わせのように感じました。
そして「スイートポテト(150円)」。
こちらはお芋だけではなく、白あんやラムレーズンも入っているそうです。
こちらはお芋をしっかり感じるお菓子です。
中がしっとりしていて、ラムレーズンがアクセントになっているちょっと大人な味でした。
最後は周平堂さんを代表するお菓子の一つ「カステラ(160円)」です。
「これこれ」と言いたくなる味のカステラです。
やっぱりカステラって美味しい…。そう感じる商品です。
「周平堂」さんは、現在の店主さんが2代目となるお店。
店名は先代である現店主さんのお父様の名前から付けられたのだとか。
昔から鹿野の街で営業を続けてこられたお店は、2022年に創業59年を迎えられたそうです。
伝統的なお菓子はもちろん、お野菜を使った斬新で新感覚なお菓子も販売されているお店は、どんどん進化されているのではないでしょうか。
ちなみに、お野菜を使ったケーキは夏が一番充実しているそうですよ。
2022年の夏には黄色いトマトやズッキーニを使ったものなどが販売されていたそうです。一体、どんな味だったのでしょう。
食べるときにワクワクしたり、ドキドキしたり…、そんな気持ちをくれる「周平堂」さん。
創業60年を迎える2023年に販売されるお菓子にも注目ですね!
※お忙しい中、ご対応下さった周平堂様ありがとうございました!
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