【光市】光市の踏切で人身事故が続いています。警報機や遮断機がない踏切横断は一層の注意が必要です。
報道によると2020年10月18日15時半頃、光市島田の踏切で近隣に住む80代の母親と50代の娘が、貨物列車にはねられ亡くなりました。この踏切には遮断機や警報機はなく、散歩の途中に踏切を横断中に事故にあったと思われます。
この事故の数日前である2020年10月12日にも、光市浅江の踏切で男性が列車と接触し、亡くなられています。
10月18日22時0分現在: 山陽本線:島田駅〜光駅間で列車がお客様と接触したため列車に5〜40分の遅れがでています。 #JR西日本 #山陽本線 https://t.co/bnAhgkLu7f
— JR西日本列車運行情報(広島・山口エリア)【公式】 (@jrwest_HiroYama) October 18, 2020
ここ数日で踏切での人身事故が続いており、不安を感じている方もいるのではないでしょうか?
踏切事故では60代以上の高齢者の占める割合が高いそうです。また、踏切事故を防止するためには、ルールやマナーを守ることも重要であり、JR西日本のHPには以下の3項目が推奨されていました。
①警報機が鳴り始めたら渡らない。
②交通ルールを守る。
③危険を感じたら警報ボタンを迷わず押す。
しかし、今回事故が発生した光市島田の踏切は、遮断機も警報機も設置されていないものでした。このような踏切は全国的にも少なく、事故率も高いそうです。
このような踏切では、踏切を通行する人の注意力に頼る部分が大きいですが、聴力の低下などの身体的障害があったり、列車の速度が速く目視で到達時間を予測することが困難な場合には、事故の危険性が高くなると思われます。
横断する側の注意力だけに頼るには限界があるとも考えられますが、生活するために横断を余儀なくされている方もいると思います。このような踏切を横断する際には、一時停止してからの左右確認などの安全対策を怠らないようにし、事故防止を図っていきたいですね。