【周南市】絶えない客足。9月30日閉店、周南最後の駅の立ち食いうどん「新南陽うどん店」で特別な最後の肉うどん。
2025年9月下旬、
先日情報掲載ありがとうございました「新南陽うどん店」閉店情報。
先日の店頭掲示「閉店イベント」ですと。
写真無くて申し訳ありません。がこれは直接見て欲しい。
期間は9月28日(日)29日(月)30日(火)ですと。
という情報提供をいただきました。
「新南陽うどん店」さんは新南陽駅構内にある立ち食いうどん店です。
周南エリア唯一の立ち食いうどん店として、長きにわたって親しまれてきましたが、2025年9月30日をもって閉店されます…。
そのことを教えてくださった方からの「閉店イベント」の情報。
どんなイベント内容なのか気になりますし、なにより筆者自身も閉店前にうどんを味わいたい…。
ということで、2025年9月29日に「新南陽うどん店」さんにうかがいました。
店の扉には情報提供にあった「閉店イベント」の貼り紙。
それによるとお客さんへの感謝を込めて9月28日、9月29日、9月30日に「肉うどん・そば」のお肉が特得増量サービスされるそうですよ。
最後の特別なうどん、これはうれしいですね。
では早速、店内にお邪魔してみたいと思います。
時刻は11時30分頃。
ひっきりなしにお客さんが訪れ、常に満席に近い状態です。
カウンターの中ではもくもくと湯気が上がり、スタッフさんが忙しく作業されています。
筆者は640円の肉うどんを購入したのですが、お肉たっぷり。
お値段据え置きでお肉が増量されているんですね。
甘辛く煮込まれているお肉は間違いない美味しさ。
麺は細めで歯にやさしい食感。
お出汁にはお肉のうまみが溶け込んでいる感じ。
どこか懐かしくて、お腹にしみわたる味です。
しみじみ美味しい。
お汁まで飲み干しました。
それにお味だけではなくて、お店の雰囲気もとってもいいんです。
どんなに忙しくても元気な声で「ありがとうございましたー!」と必ず声をかけてくれるスタッフさん。
お客さんも「ごちそうさまでした」「ありがとう」などと声をかけて退席される方がほとんどです。
それに、混み合っていたらスペースを空けてくれたり、お客さん同士のコミュニケーションもやさしい。
立ち食いというスタイルだからこその、ちょっとした親切ややり取りがあって心がほぐれます。
周南エリアの多くの駅が無人になり、立ち食いうどん屋さんが姿を消していく中、最後まで営業を続けてこられた「新南陽うどん店」さん。
ずっと残って欲しいと感じる風景でしたが、お別れなんですね…。
駅におしゃれなスタバ。
便利なコンビニ。
すごくいいですよね。
でも、どこか懐かしくて人の温かさを感じる、そんな「新南陽うどん店」さんは唯一無二な存在だったのではないでしょうか。
これからも駅に行くと、いつでも「新南陽うどん店」さんの湯気に包まれた元気な声が聞こえてくるような気がします。
それくらい当たり前の風景でしたね。
たくさん元気をもらいましたね。
この度閉店されますが、ずっと多くの方の記憶に残ってくれるといいな…。
そんな風に思います。
最後になりましたが「新南陽うどん店」さん、長い間お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
※お忙しい中ご対応くださった新南陽うどん店様、ありがとうございました!
※登館部会長様、情報提供ありがとうございました!
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