【下松市】2022年OPENの鉄板料理「ぼくのうち」が2月10日で閉店へ。ほっとする優しいお店でした。
2023年2月、下松市にある「ぼくのうち」が閉店する…という情報をいただきました。
「ぼくのうち」は2022年4月に「味ごころ」跡、北斗町にOPENしたお店。本当に閉店されるのでしょうか…。
添えられていた写真には「閉店のお知らせ」があり、閉店日は2023年2月10日となっていました。
一度も利用した事がなかった筆者。閉店される前にお邪魔してみたい…。
でも、どんなお店なのか少し緊張します。
扉を開けると、大きな鉄板のうしろから店主さんたちの「いらっしゃいませ」という明るい声。
さっきまでの緊張が消え、ほっとしました。
どんなメニューがあるのでしょう。
見せていただくと、鉄板料理を中心にお弁当など様々。
お好み焼きは20分程度かかるそうなので、予約がオススメみたいです。
筆者が伺ったのはお昼前。何かお昼ごはんを買いたい…と思っていました。
鉄板近くで販売されてるお弁当を見ると…。
ほとんどが予約で売り切れ。かろうじて残っていた500円の日替り弁当を購入することに。
家でいただいたお弁当。
物価上昇が続く中、少し利益が出るくらいだったというお弁当は、本当に盛りだくさん。
お野菜にお肉に卵…、4種類のおかずは栄養バランスも良さそうです。
↑バジルソースチキン。
胸肉特有のパサつきがなくて、しっとり。バジルソースが絡んでいて美味しいです。
↑白菜トロトロ煮。
柔らかくなるまで煮込まれた白菜。ひき肉とお豆腐も入っています。
餡の旨味を吸いこんだ白菜は、ごはんがすすみます。
↑菊芋サラダ。
初めて食べた菊芋はシャキサクな歯ごたえ。きゅうりやハムが入ったサラダはさっぱりしていて、箸休めにぴったり。
↑卵焼き。
甘い卵焼きは、懐かしくてほっとする味でした。
店名の由来は、亡きお祖父様が営まれていたお好み焼き屋さん「僕の家」だという「ぼくのうち」。
お祖父様の想いを受け継ぎ、フラッと立ち寄りたくなるお店にしていけたら…と、OPEN当初のInstagramにありました。
お弁当を購入する際、子どもを連れていた筆者。
すると、その子どもに手渡してくれたのは小さなお菓子。おかげで、にこにこ笑顔に…。
まるで知り合いや親戚のお家にお邪魔したかのような、和やかで温かいお店。
どこか舌に馴染みのある、ほっとする美味しいお料理。
お祖父様の想いは、店主さんたちによって、素敵に受け継がれているように感じます。
それだけに今回の閉店、さみしいですね。
店主さんによると、閉店は家庭の事情によるものだそうです。
閉店をお知らせしてからは、商品の予約が増えたそうですよ。皆さんが閉店を惜しまれている証拠かもしれません。
営業日が残すところ1日となった「ぼくのうち」。明日の日替り弁当は何だろう…?
毎日、楽しみにしていた方がいるのではないでしょうか。
この場所で鉄板と一緒にあったほっとする空間。一人でも多くの方の記憶に残っていて欲しいな…、そう感じる「ぼくのうち」さんです。
※お忙しい中、ご対応下さったぼくのうち様ありがとうございました!
※お写真とともに情報を下さったTAKE様ありがとうございました!
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