【周南市】120周年を迎える福川駅近くの「澄織商店」。 ノスタルジー溢れる店内で駄菓子箱買いの夢、叶えてみませんか?
皆様は福川駅周辺に行かれますか?
筆者は福川駅を通りかかる度に気になっていたお店があるのです。

そのお店とは「澄織商店」。このレトロ感がある外観と「だがしのはこうり」の旗…。
一体、どのようなお店なのでしょう? 2022年7月初旬に伺ってみることにしました。

お店の前に立つと、ガラス窓の向こうにズラッと駄菓子が並んでいる様子が見えます。
扉を開ける前からうれしくて、幼い頃の自分に戻った気持ちです。

お店に入ると、お菓子がいっぱい!
どのお菓子を見ようか迷います。この感覚、懐かしい…。駄菓子って、どうしてこんなにも心が躍るのでしょう。

「澄織商店」では駄菓子はバラ売りしておらず、全て箱売りとなっています。
駄菓子の箱売りって、夢が詰まっていますよね。小さな頃は「〇〇円までよ!」と言われていた駄菓子がてんこ盛り…。誰もが一度は夢見た事だと思います。

お店に並ぶ駄菓子は種類が豊富です。
お馴染みの駄菓子は「これこれ~!」「懐かし~!」と声が出てしまいそうです。

↑この棚にぎっしり積まれているのは「うまい棒」。

お馴染みの駄菓子ですが、色々な味がこんなにいっぱいあると興奮しませんか?

↑そして、こちらも買った経験がありませんか? 当たり付の駄菓子。箱売りだと必ず当たりが入っているそうですよ。何だかうれしい。

他にも、一度は見た事、食べた事がある駄菓子がいっぱい!

今も昔も大好きな駄菓子が袋や箱にぎっしり入っているのを見るのは、眼福です…。

お馴染みの駄菓子だけではなく、初めて見るものもありました。
筆者が大好きな「ブラックサンダー」はスタンダードなものの他に、優雅なヘーゼルナッツ・至福のバター・バナナのサンダー・抹茶のサンダーなど種類が豊富。
初めて見る味にびっくり感激! 至福のバターなんて美味しいに決まってます…。

「バタークッキーのぱんだろ〜」には、「めろんぱんだろ〜」が! パッケージを見るとメロンパンが描かれていましたよ。メロンパン風味なのでしょうか? 気になる〜!

筆者が初めて見た「ピエールおじさんのロールケーキ」。


こちらも初めて見た「テキサスコーン ピザ味」に「テキサスコーン コーンポタージュ」。
足を進める毎に、新しい駄菓子との出会いがあります。

そして、最近これだけを買いに来る方もいるという人気商品が珍味系の駄菓子です。

おつまみにもなりそうな「健藻昆布(税込583円)」、「網焼き 焼きあじ(税込583円)」。

高級感のある「磯の木 昆布(税込1000円)」。

子どもも好きそうな「珍味 炙り焼きかわはぎ(税込777円)」。

そして、いつまでもしゃぶってしまいそうな「焼きほたて貝ひも(税込583円)」。
珍味系は、ちょこちょこつまんで食べられるのがいいですね。これも箱入りの駄菓子だからこそ…ですね。

品揃えが豊富で送料の心配がないので、周南エリアで箱買いを検討されている方は、まずは「澄織商店」さんに行かれる事をオススメします。

そして、「駄菓子の箱売り」スペースの反対側では、一般的なお菓子も販売されています。こちらは一個から購入出来るそうです。

一般的と言っても、こちらでもはじめましてのお菓子を発見しましたよ。
皆さんはご存知なのでしょうか?「きなこ饅頭」、「黒糖まんじゅう」「あんぼうろ」…。

「レーズンサンド」に「パイナップルサンド」…。気になるお菓子を試してみたくなります。

レトロなお菓子の箱もかわいかったです。
子どもはもちろん、大人もうれしくなるお店「澄織商店」。創業明治35年のお店は2022年に120周年を迎えられるそうです。

歴史のあるお店は、どこか凛としていて懐かしく落ち着く雰囲気です。ずっと続いてきた空間は、とても素敵なんですよ。

お店には、歴史を感じる貴重なものが多くあります。
4代目店主さんが見せて下さった「記念状」は、初代店主さんの時代のもの。
当時は自分の名前を店名にする事が多く、「澄織商店」も初代店主さんのお名前が由来となっているそうですよ。

そして、カンロの方も見て驚くというのがこちらの黒板。「カンロ」になる前の「宮本製菓所」の「宮本」が刻まれています。
光市カンロ工場内にある資料館「CANDY PARK ヒトツブのヒカリ」にも飾られる歴史ある貴重な品だそうですよ。

お店に身を置くと、タイムスリップしたようなノスタルジーを感じます。今のお店にはない雰囲気ではないでしょうか。

初めて伺った「澄織商店」では、懐かしさを感じる一方で、新しいお菓子との出会いにワクワクをもらいました!

皆様も扉を開いて、駄菓子を選んでいたあの頃を思い出してみませんか? 夏休みに子どもさんと行ってみるのも楽しそうですよ。

場所は福川駅近く。福川駅前を湯野方面へ続く道を進むと、「だがしのはこうり」の旗が見えますよ。

遊び心のある小物も珍しかったです。
澄織商店はこちら↓





