【周南市】旧2号線の見慣れた風景とお別れの時。ヤシの木伐採へ。
周南市の旧2号線の中央分離帯に、植えられているヤシの木。このヤシの木、植えられた当初は3~4mだったそうですが、現在では20mほどに育っているそうです。歩道橋よりも高く、見上げると圧倒されます。
ヤシの木は1960年代に植えられ、周南市には50本程度存在します。周南市では、今後3年間の間に、このヤシの木を伐採していくことになったそうです。
何でも、高く育ちすぎて倒れる危険性があるから…。
確かにそう言われると、納得ですよね。強風の日に旧2号線を通ると、ヤシの木のしなり具合に、ビクッとします。
また、天気が荒れた翌日には、ヤシの木から出たであろう皮が道路に散乱しています。この皮が硬く丈夫なので、ぶつかったら車も無事では済まない…という心配もありました。実際に、この皮で車が傷ついた方もいるようです。
このニュースを聞いて、旧2号線を注意深く見てみると、遠石小学校前の歩道橋付近のヤシの木は、すでに伐採されていました。
見慣れてきた風景だけに、切株になってしまった様子を見ると、切なくなりました。でも、ヤシの木が倒れる危険性や、皮によって車が傷ついたり、さらに事故を招くこともあるかもしれない…。市民の安全のためには、仕方がない結果なのかもしれませんね。
見慣れた旧2号線の風景も、期限付きとなりました。期限付きと思えば、落ちている皮にも優しい気持ちになれそうですね。また、この街路樹のヤシの木伐採は、全国的に実施されるそうですよ。