【周南市】心を繋ぐ、心に響く「古物屋 物心」が権現町にオープン。幼い頃から惹かれた美しいものが並びます。
2025年5月5日、周南市権現町に「古物屋 物心」さんがオープンしました。
何か月か前からお店がオープンしていたことは知っていたのですが、なかなか営業日に遭遇できず10月に。
どんなお店か気になる。
そんな時、「古物屋 物心」さんが光市浅江の「SELECT BASE 188」さんでガレージセールを開催されることを知りました。
早速、お邪魔してきたので、その様子をお伝えしていきます。
到着すると駐車場に出来た販売スペースに所狭しと並ぶ品物が目に入りました。
とくにジャンルは絞っていないとのことでしたが、オーナーさんが物を集めるきっかけになったというレトロな商品を中心に、
ミッドセンチュリーと呼ばれる1940年代から1960年代にアメリカを中心に生まれたシンプルで機能的、かつ曲線的でモダンなデザインのもの、
宇宙や近未来をイメージさせるデザインのスペースエイジというもの、
日本の郷土玩具、などが並びます。
中には300円均一、
500円均一のコーナーもあり、気軽に手に取れるものも。

壁掛け時計
色んなジャンルの品物が並ぶ中、オーナーさんのおすすめはクリアなドーム状の壁掛け時計。
お店のInstagramで品物が紹介されているのですが、その中で”絶対売りたくないシリーズ”に入っている、オーナーさんお気に入りの物です。
また、絵画もおすすめ。
動物がモチーフになっている3枚の絵は、誰かに響いて欲しい品物だそうです。
どれも新しいものにはない魅力を感じる「物心」さんの品物。
これだけの個性あふれる物を集めたオーナーさんはどんな方なのでしょう。
もっとお店のことを知りたい。
そこで、お店を始めた理由やお店に込められた想いなどをオーナーさんに聞いてみました。
まず、お店の名前である「物心」について。
「ぶっしん」とも「ものごころ」とも読める「物心」。
こちらには色々な想いや意味が込められているそうです。
その一つは、オーナーさんご自身が”幼い頃から自然と惹かれていた世界観”。
物心ついた頃から古いもの、美しいものに惹かれ、それを集めてきたというご自身のルーツによって築かれきた世界感です。
また、物を通して心を繋いでいきたいという想いも込められているのだとか。
お店を始めるにあたってオーナーさんが思ったことは、古物を通して人との交流を持ちたいということ。
品物を手に取った方の心になにかが響くような古物屋でありたい、
お店の品物を通して、お客さんの”物心”を呼び覚ますような懐かしさやときめきを感じてもらいたい、
そんな気持ちで、「物心」という店名でお店を始められたそうです。
店名に込められた想いは、お店のロゴにも反映されています。
ロゴのモチーフになっているのはペンギンの親子。
ロゴをよく見ると、ペンギンは色んな物で形づくられているのが分かります。
親が子を大切に見守り、育む姿。
そんな姿は「物心つく」時期と重なります。
子どもが初めて世界を知るとき、親の存在や周りの環境から学び、心が形づくられる…。
そんな過程が表現されているそうですよ。
ずっと気になっていた「古物屋 物心」さん。
様々なこだわりがあって、「物」と「心」を大事にされていることがわかりました。
そんなお店の品物は新しい物とは違った魅力を感じます。
筆者自身も品物を見て回る中で「昔、家にあったなぁ」と感じるものがチラホラ。
品物を通して、小さな頃の記憶が呼び覚まされるような、懐かしい気持ちになりました。
でも、逆に新鮮な気持ちをくれる品物もあるから、不思議です。
お店が気になった方、ぜひ「古物屋 物心」さんのInstagramをフォローしてみてくださいね。
オーナーさんは副業でお店を経営されているため、常にお店を開くことが難しい状態なので、Instagramで営業日を確認するのがおすすめです。

ナショナル電気置き時計 Instagramに動いている様子があったのですがかわいかったです。
お話をうかがった中では1週間に1回は営業したい…とのことで、営業日1週間前にはなるべくInstagramで告知を出す予定とのことでしたよ。

普賢寺
また、第4土曜日には普賢寺今昔市に出店されることが多いそうなので、そちらにお邪魔してみてもいいかもしれません。
ちなみに権現町の店舗での次回オープンは、2025年10月26日10時~15時が予定されているみたいですよ。
「古物屋 物心」さん、ぜひチェックしてみてくださいね。
オーナーさんもお話しやすい雰囲気の方でしたよ。
※お忙しい中ご対応くださった古物屋 物心様、ありがとうございました!
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