【下松市】ごはんが数倍美味くなる! 伝統技法を引き継いだ毎日出来立て干したてこだわりの干物を「海産物問屋 橋本」で。
2023年8月、菜さい来んさい! 下松店で販売されている干物をおすすめしていただきました。
情報提供者様によると、手作りの干物でとっても美味しいのだとか…。
気になります!
買い物に行った際に様子を見てみることに。
干物を販売されているのは入口そばにある「海産物問屋 橋本」さん。
おすすめの干物はというと…。
一番目立つ場所にズラリ。見た目にもふっくらしていますよ。
色々な種類がありますね。
筆者は「まとうだい」と「サバみりん」をいただくことに。
まとうだいは4切れ入り。透き通るような白い身がきれい…。
焼くと、さらに身がふっくら。皮目はパリッ。
肉厚な身は箸を通すとすっとほぐれます。
干物ならではの塩味は白ご飯と相性抜群。
皮まで食べきりました…!
そして、サバみりん。
こちらもふっくら焼けました。
ほんのり甘いみりん味で、変な味の濃さがありません。
想像とは一味違った上品な味わいです。
優しい甘みのせいか、普段はお魚をペッと吐き出す我が家の未就園児も完食でした。
「海産物問屋 橋本」は20年前から行商で商売をされていたお店。
干物の他にも様々な海産物が揃っています。
量販店では販売されていない商品や、百貨店や道の駅などで取り扱われるようなちょっといいモノも揃っているんですよ。
その中でも、情報提供者様がおすすめして下さった干物は、周南市福川にある自社加工場でいちから手作りされた品。
海に面した瀬戸内でも干物を一から手作業で加工・販売しているところは珍しいそうですよ。
海産物問屋 橋本商店で干物を作られるようになったのは2023年3月から。
そのきっかけは、ずっと干物を仕入れていた長門市仙崎にある「田中商店」が従業員の高齢化などにより閉業されたこと。
田中商店の干物は、海産物問屋橋本で多くの方に愛されてきた看板商品の一つ。
その味を守るため、自社で田中商店の伝統技法、秘伝であるみりん液の独自配合などを受け継ぐことに。
そんな干物には、素材から製法までこだわりがつまっています。
お魚は山陰のものが中心で、質がよいもの。
そして、仕入れた魚はすぐに加工、干す…。だから、お店で提供されるものは、毎日干したて、出来立てです。
一度も冷凍・解凍などをしていない干物は、余計な添加物や保存料などが使用されておらず、安心安全なのもうれしいポイントです。
この違いは食べれば、きっと感じるはず…。
スーパーなどと比較すると少しお高めに感じる商品。
それでも「買いたい」「食べたい」、毎日のごはんがうれしくなる、そんなちょっといいモノが揃っているお店です。
そんな海産物問屋 橋本さん。お話をうかがっている間もお客さんが途切れることがありません。
世間話をしたり、いつもの商品を買われていったり…。
常連さんが多く、この場所で親しまれているのが伝わってきます。
それはきっと商品へのこだわり、その良さがそうさせるのではないでしょうか。
筆者がいただいた2種類の味の干物。
水と塩だけで作られたうす汐干し、伝統の味のみりん干し…。どちらの味も絶妙でしたよ。
興味のある方は、菜さい来んさい! 下松店に行かれた際に、ちょっとだけでも覗いてみてはいかがでしょう。
Instagram、HPでは商品が紹介されているので、そちらもぜひチェックしてみて下さいね。
※提供されている干物はお魚のサイズによってお値段が変動します。
お写真にあるお値段はその日のものになるのでご了承下さいね。
※お忙しい中、ご対応下さった海産物問屋 橋本屋様ありがとうございました!
※情報提供、ありがとうございました!
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