【周南市】旬を詰め込んだこだわり食材のお弁当。ビッグ徳山西店近くの「小さな加工場百日紅」。
ビッグ徳山西店の駐車場近くに店舗を構える「‐小さな加工場‐百日紅」さん。ビッグの駐車場に入り、注意深く周囲を見渡すとのぼりと看板を見つけることが出来ます。
通常は食事と喫茶のお店ですが、現在は新型コロナウイルスの影響でお弁当とおやつのテイクアウト販売のみの営業となっています。
今回は、お店のFacebookで見たお弁当の美しさに惹かれて、お邪魔させて頂きました。
古民家風のお店は、季節の草花に囲まれています。お店の正面には立派な百日紅(サルスベリ)の木が…。その百日紅の木をくぐると、お店が見えます。
少し早めにお邪魔したため、お弁当が出来るまでの間、店内を見せて頂きました。
お店に入って右側にあるのは、お店で手作りされている生姜シロップやせとかのママレード。祝島のひじきクラッカーやクッキーも手作りです。
店主さんは、こちらのお店を始める7年前から、瓶モノの加工品を作られていたそう。
生姜シロップは、山口市のなかむら自然農園で無農薬栽培された生姜、鹿児島県産の砂糖、長門のゆずちきの果汁のみで仕上げられているそう。塩麴クッキーは、阿東のベテラン農家さんが麹起こしされた塩麹が使われています。
どれも容器や包装がかわいくて、心が弾みます。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそう。
店内は、木の温もりとお庭から入る日差しが心地いい空間です。縁側に座っているような温かくて懐かしい雰囲気が、店内全体に広がっています。
座席の種類も、ソファー席・テーブル席・カウンターがあり、どんな場面でも、心地よく過ごせそうです。
そして、完成したお弁当を見せていただきました。お弁当の中には旬のものがぎゅぎゅっと詰め込まれていて、キラキラ、つやつやして見えます。お弁当に使われている食材も、産地や生産方法にこだわられたものばかり。
お弁当以外のテイクアウトメニューとしておやつやドリンクがあります。
この日のおやつは、米粉のあんまん。あんこのお豆は、北海道産の無農薬で京都の楽天堂さんから仕入れられたものだそうです。
木曜日は自家製あんを使ったおやつ、金・土曜日はマフィンやスコーンなどの焼き菓子が販売されていますよ。おやつには、基本的に乳製品や白砂糖、卵は使用されていないそうです。
そして、この日のドリンクは熊本県水俣市にある「桜野園」さんの緑茶でした。
急なお願いでしたが、快く取材を受けて下さった店主さん。店主さんは栄養士として活動されていた経験もあるそう。その時に有機農業に出会い、農家さんとのつながりが広がったそうです。
店主さんは、食材についてとっても楽しそうにお話ししてくれます。聞いていると、食材を育ててくれた農家さんたちの姿が思い浮かんできます。
こだわりの食材が丁寧に仕上げられた「‐小さな加工場‐百日紅」さんのテイクアウトメニュー。この機会に一度味わってみられてはいかがですか?
テイクアウトメニューは日替わりですが、その内容や在庫状況をお店のFacebookで発信してくれています。お店に向かう前に、確認しておくと安心かもしれませんね。
【店舗情報】
・所在地 周南市都町3丁目
・営業時間 9:30~16:00
・営業日 木・金・土曜日
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